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今年のDMは“技術から派生したデザイン”という新しい制作アプローチに変更し、

デザイナーの鈴木信輔さん(bold)と一緒に「NEW DISCOVERIES, NEW POSSIBILITIES」をテーマにお届けしていきます。

 
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オンデマンド機のイメージが変わった ・・・・・・・ Designer.鈴木信輔


 1月のDMはオンデマンド印刷の可能性に面白みを感じ、まずカラーチャートでテスト刷りすることにしました。1色のインキを重ねる事で生まれる、今までに見たことがない色や質感が、僕にとっての新しい発見になって使ってみたくなりました。


 グラフィックは、チャートを見ながら黒と白の濃度を絞り込んで、これから1年間お届けする12枚のDMが積まれたイメージを表現しました。黒紙をベースにすることで、今までのDMとは違うという変化をカタチにしたかった。この新しい取り組みや新年度を「NEW」に集約し、DM形状も定形サイズではなく、突き出る形で仕上げました。実は箔押し以外、全てオンデマンド機で印刷しているというのがポイントです。


 こちらのオンデマンド印刷機ですが、一般的なデジタル印刷機と技術力の違いに驚きました。今後、機械スペックの高さを存分に活かしてみたいですね。

 
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モノ感を意識した ・・・・・・・ PrintingDirector.石蔵廣幸


現場も営業も経験してきた経緯から、太成二葉におけるプリンティングディレクターのポジションにいる石蔵。デザイナーの要望を具現化する引き出しは、社内随一。


 今回はDMのキーとなるコピー部分の箔選定から登場。コピー部の「箔押し」に使用する箔を複数提案し、DMの表現拡大に手腕を振るう。


 鈴木氏と打合せた中から鈴木氏案の2種に加えて同系統の箔と意外性のある箔をセレクトし、合わせて4種の箔をテストした。凸凹の強弱も加えて8種類の試作を立ち会いのもとで作った。出来上がったものは、どれも面白く最終的に2案で悩んだが、印刷とも紙とも違う第三の黒をプラスし、【モノ感】表現を追求する事に決まった。

 また、“メッセージを伝える”という事を素直に表現する場合、メタリック黒箔が一番格好いいという結論に至った。


 宛名部分は通常のインクジェット印字では読めないので、こちらもオンデマンド印刷機で対応。可変印刷のバリエーションとして、白の抜き文字が出来ないか模索した結果、手法を発見できたので、「白抜き文字宛名」というかつてない宛名印字が実現。

 この可変印刷が、2月号へと繋がるきっかけとなる。

 

 

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鈴木信輔 bold
Designer
URL:www.bold-d.jp
 
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石蔵廣幸 太成二葉産業株式会社
PrintingDirector