皆様もご存知のように年賀状は年々減少傾向です。部数が少なめですのでデジタル印刷機での印刷としました。

トナーの上にはシルクスクリーン印刷のインキが定着しづらいことを考慮し、PET#12を貼りました。マットPPフィルムも有効ですが、今回はシルクの光沢に合わせるために、光沢のあるPETを採用しています。

今回のキモである示温インキ。色は黒ですが、普通に盛ると下の絵柄が透けてしまうことも多いです。今回は下の絵柄の色とインキの盛り量を調整し、ギリギリ何が描かれているかが見えないくらいに調整しました。思いを込めた皆様に幸福が訪れるよう、私たちも想いを込めました。

新しく導入されたプラテンダイカッターで手の形に抜きました。機械の仕様や、対応可能用紙サイズ的に、デジタル印刷機との相性が良いです。
めくるめく変化するこの時代において、今後活躍していってくれることでしょう。