嗅覚で記憶に残す!多感覚ブランディングの最新戦略
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こんにちは!太成二葉産業の広報販促室です。
お客様にブランドを深く愛してもらうため、「視覚だけ」に頼った販促から抜け出したいと思いませんか?
情報が溢れる現代、記憶に残る体験こそが、強いロイヤルティを生み出します。
この記事では、嗅覚という最も本能的な感覚を販促に組み込み、ブランドイメージを圧倒的に印象づけるための特殊印刷戦略を詳しく解説します。 競合に差をつける多感覚アプローチの秘訣を、ぜひご覧ください。
目次
1. 五感を意識したブランド戦略とは
モノがあふれる現代、お客様に選ばれるためには、単に機能や価格を訴求するだけでは不十分です。「共感」や「体験」を通じて、ブランドイメージを深く印象づけることが重要です。最新のブランディング戦略では、視覚や触覚に加え、嗅覚などの五感すべてに働きかける多感覚アプローチが注目を集めています。感覚に訴えることで、競合他社との明確な差別化を図り、強固な顧客ロイヤルティを築くことが可能になります。
2. 視覚頼りの販促が抱える課題
多くの企業がブランディングや販促を行う際、デザインやキャッチコピーといった視覚情報に頼りがちです。しかし、デジタルコンテンツや広告が情報洪水のように押し寄せる今、お客様は視覚的な刺激に慣れすぎてしまい、ブランドメッセージが記憶に定着しにくいという問題があります。インプレッションは稼げても、感情や記憶に結びつかず、結果としてブランドの認知が浅くなってしまうのです。
2-1. 情報洪水で埋もれるブランド
日々膨大な量の情報にさらされている現代の消費者にとって、ウェブサイトやチラシなどの視覚情報は、一瞬でスルーされてしまいがちです。どれだけ優れたデザインや印刷物を作成しても、他社の情報にすぐに埋もれてしまうのが現状です。この情報過多の時代において、お客様の注意を引きつけ、心に強く残るためには、「いつもとは違う感覚」に訴えかける新しい手法が不可欠です。
2-2. 感覚的な記憶定着の必要性
ブランドを一時的に知ってもらうだけでなく、深く好きになってもらうためには、「感覚的な記憶」への定着が必要です。視覚や聴覚の情報は短期的な記憶になりやすい一方で、嗅覚は感情や過去の体験と結びつきやすく、長期的な記憶として残ります。この「感覚的要素」を意図的に販促に取り入れることが、ブランドイメージを永続的に印象づけるための重要な戦略になるでしょう。
3. 嗅覚がブランドの記憶を深める理由
嗅覚は、五感の中で唯一、脳の記憶や感情を司る大脳辺縁系に直接届きます。この特性により、特定の香りがブランドと結びつくと、お客様の感情に強く作用し、記憶が深まるのです。特殊印刷技術を用いた「香り販促」は、お客様に物理的な驚きと心地よい体験を提供し、競合には真似できないパーソナルな体験を創出します。これにより、お客様の心に響く、本質的なブランディングが可能になります。
3-1. 感情と直結する「プルースト効果」
特定の匂いを嗅いだとき、その時の情景や感情が一瞬でよみがえる現象を「プルースト効果」と呼びます。これは、嗅覚情報が脳の記憶中枢と直結している証拠です。この強力な効果を販促ツールに組み込むことで、お客様にポジティブな感情を呼び起こし、ブランドへの好意度を無意識のうちに高められます。香りは、単なる情報ではなく、ブランド体験そのものなのです。
3-2. ブランドロイヤルティを高める効果
当社の自社調査データでは、香り付き販促物に対し、85%もの女性が「関心が高まる」と回答しています。この結果は、嗅覚が購買意欲や来店行動のきっかけとして非常に有効であることを示しています。コスメルパックのような特殊な加工を施した印刷物は、単なるチラシやカタログを超え、お客様の関心を強く引きつけ、能動的な行動を促す強力なツールとなります。
4. 「香り販促」コスメルパック活用事例
コスメルパックは、香料をインクを使わずに2層フィルムに閉じ込める太成二葉産業独自の技術です。これにより、商品の純粋な香りを印刷物に忠実に再現できます。このツールは、視覚と嗅覚を融合させることで、ブランドに奥行きを与えます。フレグランスはもちろん、アパレルやオーラルケアなど、多岐にわたる業界でブランド体験の向上に役立っています。
4-1. 事例1:名刺で印象を強化する戦略
名刺は、初対面でのブランドの顔となる重要なツールです。ある企業様では、名刺に長方形型のコスメルパックを貼り付け、企業イメージに合わせたオリジナルの香りを付与しました。これにより、名刺交換の際に強い印象を残し、商談やその後の連絡のきっかけになりました。嗅覚は記憶と結びつきやすいため、単なる紙が「忘れられないツール」へと変身したのです。
4-2. 事例2:アパレル業界の体験型DM
アパレル業界では、新商品のDMにフレグランスカードとしてコスメルパックを利用しました。お客様は、DMを開封した瞬間にブランドの新しいシーズンの香りを体験できます。これは、視覚的な情報に加え、感覚的な情報も提供することで、購買意欲を喚起する体験型販促として機能しました。商品購入だけでなく、店舗やECサイトへの来店行動を促す強力なフックとなったのです。
5. 香りブランディング導入の3ステップ
香りをブランド戦略に組み込み、効果を出すためには計画的なプロセスが必要です。コスメルパックを活用し、ブランディングを成功させるための3つのステップをご紹介します。
5-1. ステップ1:ブランド香の選定と開発
まず、あなたのブランドがお客様にどのような感情を抱かせたいか、コンセプトを明確にします。そのコンセプトに沿った最適な香料を選定することが重要です。香りの専門家と連携し、ターゲットに深く響く香りを開発します。香りが決まったら、コスメルパックのサイズや形状を検討し、販促物との最適な組み合わせを決定します。
5-2. ステップ2:販促物への戦略的展開
選定したブランド香を、どの販促物に戦略的に組み込むかを決めます。新規顧客向けの名刺、既存顧客向けのDM、商品に同梱するカタログなど、顧客接点ごとに香りの役割を設計します。コスメルパックはシールタイプなので、既製品への貼付が容易であり、既存の販促物を瞬時にアップグレードできます。
5-3. ステップ3:持続的な効果検証サイクル
香りを導入した後は、必ず効果検証を行います。香り付きの販促物と通常の販促物で、アンケートでのブランド想起率やリピート率、来店率などを比較しましょう。データに基づいて香りの種類や展開方法を改善していくことで、香りブランディングの効果を持続的に高めることができます。
6. 印刷物として実現する高品質な香料
香りを印刷物に載せる際、インクのにおいが混ざったり、香料が変質したりするリスクがあります。太成二葉産業のコスメルパックは、このリスクを排除するため、インクを一切使用せずに香料をフィルムに封入する独自技術を採用しました。お客様に純粋で正確な香りを届けることは、ブランドの信頼性を守るために絶対に譲れない「品質基準」です。
7. 香りの持続期間と応用の疑問を解消
Q1. 香りの持続期間はどれくらいですか?
香料が2層フィルムに密閉されているため、未開封であれば長期間の持続が可能です。お客様がスクラッチなどで開封した後も、数週間にわたって香りを楽しむことができます。
Q2. コスメルパックは非常に小型化できますか?
はい、丸型や長方形型など、多様なサイズ展開に対応しており、名刺や小さなリーフレットに貼り付けられるよう、小型化も可能です。カスタムサイズもご相談ください。
Q3. 再現が難しい香りはありますか?
基本的に多種多様な香料に対応していますが、香料の成分や粘度によっては、事前の検証が必要です。ご希望の香りがございましたら、まずはご相談いただければ、再現の可否を判断いたします。
8. 多感覚アプローチで差をつける時代
これからのブランディングは、視覚や触覚に嗅覚を加え、多感覚でブランド体験を設計する時代です。コスメルパックは、この「香りブランディング」を印刷物で実現する画期的なツールです。競合との差別化を図り、お客様の心に長く深く印象づけるブランド戦略に、ぜひ嗅覚アプローチを取り入れてみてください。
9. 次の一歩:特別なブランディング相談
五感に響く特別なブランド体験を実現したいとお考えなら、特殊印刷のプロである私たち、太成二葉産業にご相談ください。「香り販促」の専門知識と豊富な実績で、あなたのブランディングをサポートします。無料の資料請求や、カスタム香料に関する個別相談も承っております。
▶︎ DMやフライヤーなどの印刷物に貼り付ける新感覚の販促ツール CosmellPack®(コスメルパック)
10. 関連コラム:特殊印刷のメリット
香り販促以外にも、エンボス加工や箔押しなど、特殊印刷技術は紙媒体の販促効果を大きく高めます。ブランド価値を上げる特殊印刷のメリットについて、以下のコラムで詳しく解説しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。次回もよろしくお願いいたします。
この記事の編集・監修
桑田 督大(くわだ まさひろ) / 太成二葉産業株式会社 広報販促室
特殊印刷マーケティング歴10年。印刷×マーケティングでクライアントの商品価値を高める提案を行っています。
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