デボス加工とは?紙に刻む高級感とエンボス加工との違い

こんにちは!太成二葉産業の広報販促室です。
ものづくりに携わる皆さま、いつもお疲れさまです。
今回は、デザインに特別感をプラスできる「デボス加工」についてご紹介します。
目次
1. デボス加工とは?基本解説
デボス加工とは、紙や革などの素材に凹みをつける加工方法です。凹みを作ることで、光の当たり方に微妙な変化が生まれ、視覚的な魅力と奥行きを引き出すことができます。高級志向やサステナブルな素材への関心が広がる中、手触りと印象に差をつける手法として注目されています。
2. デボス加工の魅力と効果
2-1. デボス加工の意味と特徴
デボス加工とは、デザインを素材に凹ませる技術を指します。表面が平らなまま凹みだけが生まれるため、非常に上品で洗練された印象を与えます。印刷インキを使わずに表現できるため、ナチュラルな雰囲気を演出するのに最適です。
2-2. エンボス加工(凸)との違いと使い分け
デボス加工とエンボス加工の最大の違いは、凹むか、凸(でこ)むかです。デボスは控えめながら洗練された印象を与え、ロゴをさりげなく目立たせたい時に適しています。一方、エンボスは素材を押し上げて盛り上がらせ、強い存在感やタイトルの強調に向いています。
2-3. 高級感と質感を向上させる「手触り」の価値
デボス加工は、視覚以上に触った時の印象が強く残ります。素材の厚みや種類によって凹みの表情に変化が生まれるため、ブランドの世界観に合わせた細やかな質感のカスタマイズが可能です。製品に「静かな存在感」を宿すことができます。
2-4. インクを使わないサステナブルな表現技法
環境への配慮が求められる現代、インクを消費せずに立体感を出すデボス加工は、環境配慮の観点からも高く評価されています。エコ素材と組み合わせることで、質感とサステナビリティを両立させた現代的なパッケージを実現できます。
2-5. D2Cブランドや高級パッケージでの採用事例
近年では、ミニマリズムを追求するD2Cブランドや、丁寧なものづくりを連想させる高級パッケージでの活用が増えています。色や装飾を多用せずとも、凹みの陰影そのものが「高級感の演出装置」として機能し、ロイヤリティを育むツールとなります。
3. デボス加工の活用シーン(名刺・ノベルティ・販促物)
デボス加工は、実用性とデザイン性を兼ね備えた表現方法です。パッケージ・名刺の場合は、余白を活かしたミニマルデザインと組み合わせることで、手にした瞬間に記憶に残る体験を提供します。ノベルティ・販促物の場合は、メモ帳や手帳カバーに施すことで、広告色を抑えつつ上質なイメージを打ち出し、受け取った側の満足度を高めることができます。
4. デボス加工で生まれる特別感(まとめ)
デボス加工は、視覚と触覚の両方に訴えかける魅力的な表現技法です。凹みが生み出す陰影や質感は、ブランドの世界観を自然に伝え、ユーザーとの絆を深めるきっかけとなります。用途に応じた最適な加工を選択することで、これからの時代に求められる「伝わるデザイン」を実現しましょう。
5. よくある質問
Q1. デボス加工はどんな素材に向いていますか?
A.デボス加工は、厚みのある紙に特に適しています。当社ではパッケージや名刺、冊子カバーなどへのデボス加工を得意としています。リサイクル紙等のサステナブル素材にも対応可能です。(※革や布素材への加工は承っておりません)
Q2. デボス加工とエンボス加工、どちらが高級感を演出できますか?
A.どちらも有効ですが、静かに品格を伝えたいならデボス加工がおすすめです。凹みが生む陰影により、上質で洗練された印象を与えることができます。ブランドイメージに合わせて最適な方法をご提案します。
Q3. デボス加工にインクや色は必要ですか?
A.基本的にインクを使わずに立体感を表現します。紙本来の色や質感を活かすため、ナチュラルで上品な仕上がりになります。必要に応じて箔押し加工や印刷との組み合わせも可能です。
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この記事の編集・監修
桑田 督大(くわだ まさひろ) / 太成二葉産業株式会社 広報販促室
特殊印刷マーケティング歴10年。印刷×マーケティングでクライアントの商品価値を高める提案を行っています。
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