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香りマーケティングで売上倍増!香料サンプル活用法と展示会販促術

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香りマーケティングで売上倍増!香料サンプル活用法と展示会販促術

こんにちは!太成二葉産業の広報販促室です。

展示会や店頭で「もっと自社の商品を印象付けたい」とお考えではありませんか?実は、香りには視覚や言葉以上に記憶に残る力があります。

今回は、香りマーケティングの基本から、香料サンプルを活用した具体的な販促テクニックまで分かりやすく解説します。香りで顧客の心を動かす方法を一緒に学んでいきましょう。


 



香りマーケティングとは?

五感マーケティングにおける香りの役割


香りマーケティングとは、五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)を活用するマーケティング戦略の中でも、特に嗅覚に訴える手法のことを指します。

人間の嗅覚は脳の中で記憶や感情を司る部分と密接に結びついているため、香りによって商品やブランドに対する印象を強く残すことができます。例えば、店舗に足を踏み入れた瞬間に心地よい香りがすると、「また来たい」「このブランドは高品質」という感覚的なイメージが自然と形成されます。

このように、香りは視覚や言葉以上に記憶に残りやすく、購買行動に直結する影響力を持つため、五感マーケティングの中でも重要な役割を担っています。



香りマーケティングの効果と心理学的根拠


香りマーケティングには、主に以下のような心理学的効果があるとされています。

1.記憶定着効果:
香りは大脳辺縁系にダイレクトに作用するため、商品やブランドの記憶定着率を高めます。例えば、ある香りを嗅いだときに過去の出来事を鮮明に思い出す経験をしたことがある人も多いでしょう。

2.感情誘導効果:
香りにはリラックス効果や高揚効果など、感情に影響を与える力があります。店頭や展示会ブースで香りを活用することで、顧客に「心地よい」「魅力的」といった感情を抱かせ、購買意欲を高めることができます。

3.ブランド差別化効果:
他社と差別化するためには、商品やサービスに独自の体験価値を付加することが重要です。香りは視覚や価格だけでは演出できない“体験価値”を生み出し、ブランドイメージの形成に寄与します。



香料サンプルが香りマーケティングに効く理由 

香料サンプルでブランド体験を提供


香料サンプルは、香りマーケティングを実践する上で非常に効果的なツールです。理由は、実際に香りを体験してもらうことで、ブランドの世界観や商品の価値を五感で伝えられるからです。

例えば化粧品や香水の分野では、パッケージデザインや広告ビジュアルだけでは香りを伝えることができません。しかし、香料サンプルを配布することで、顧客は実際に香りを試し、テクスチャーや印象を具体的に体感できます。これは「香り=ブランドの個性」を直接届ける体験型マーケティングであり、ただの宣伝ではなくブランドそのものの魅力を肌で感じてもらえる重要な手段です。



香りの記憶効果と購入率アップの関係


香りは脳の記憶を司る海馬に直結して作用するため、香りを体験した記憶は長期間にわたって保持されやすいとされています。これをマーケティングに応用すると、香料サンプルを試した顧客は、数日後や数週間後でもそのブランドや商品を鮮明に思い出す可能性が高くなります。

実際に、香料サンプルを配布したキャンペーンでは、配布しない場合と比べて購入率が向上したというデータもあります。また、香りは感情にも影響を与えるため、「この香りが好き」というポジティブな感情がそのまま購買動機につながるケースも多いのです。

このように、香りマーケティングにおける香料サンプルは、記憶定着と購買意欲向上を同時に叶える非常に強力なツールであるといえるでしょう。



展示会での香りマーケティング実践法

香料サンプル配布の成功事例


展示会での香りマーケティングにおいて、CosmellPack®(コスメルパック)の活用事例は非常に効果的です。

CosmellPack®は、当社の特殊印刷技術を応用し、香りの原料となる「香料」を2層のフィルムに閉じ込めることで、香りそのものを劣化させることなくお客様に届けられる新発想の販売促進ツールです。

例えば、ある化粧品メーカー様では、展示会来場者向けに商品カタログへCosmellPack®を貼り付けて配布しました。来場者はその場でカタログを開き、実際に商品に使用されている香りを体験できます。その結果、

・通常のカタログ配布に比べてブース滞在時間が大幅に延長

・香りを体験した来場者から「帰宅後も香りを再度確認できる」「家族にも試してもらえる」と好評

・展示会後のオンライン購入率が向上

といった効果がありました。

このようにCosmellPack®は、ムエットや液体サンプルでは難しい“香りの保存性・携帯性・安全性”を兼ね備えており、展示会後の購入導線づくりにも寄与する強力な香りマーケティングツールです。



展示会ブースでの香り演出アイデア


香りマーケティングはサンプル配布だけでなく、ブース全体の空間演出にも活用できます。例えば、

・ブース内にディフューザーを設置し、ブランドイメージに合う香りを常時拡散

・プレゼンテーションやデモの際に香りを合わせて提示し、商品の世界観を訴求

・ブース入口で香りを漂わせ、通行する来場者の注意を引く

といった方法が有効です。

香りは視覚的な装飾と異なり、空間全体の雰囲気やブランドイメージを“無意識レベル”で印象づける力を持っています。そのため、展示会ブースで香りを演出することは、数ある出展社の中で差別化を図る有効なマーケティング手段といえるでしょう。



香りマーケティング導入時のポイント

ターゲットに合わせた香り選定方法


香りマーケティングを成功させるためには、ターゲットに合わせた香りの選定が非常に重要です。

例えば、女性向けの化粧品ブランドであれば、フローラル系やシトラス系の爽やかで清潔感のある香りが好まれる傾向があります。一方で、メンズコスメやビジネスシーン向け製品の場合、ウッディ系やムスク系の落ち着いた香りがブランドイメージとマッチしやすいでしょう。

また、香り選定ではブランドコンセプトや製品特性との一貫性も重要です。ただ流行の香りを選ぶのではなく、

・商品が解決する課題や提供価値

・ブランドが顧客に伝えたい世界観

・ターゲットユーザーのライフスタイル

を踏まえて香りを決定することで、嗅覚体験がそのままブランド記憶として定着します。



香りサンプル制作の注意点とコスト感


香りサンプルを制作する際には、以下の点に注意が必要です。

1.香りの保持性:
従来のムエットや液体サンプルは香りの劣化や揮発が課題でしたが、CosmellPack®(コスメルパック)であれば、香料を2層フィルムに密封することで、香りそのものを長期間保持できます。

2.安全性と取り扱いやすさ:
液体サンプルの場合、漏れや破損のリスクがありますが、CosmellPack®ならシール状で貼付可能なため、ダイレクトメールやカタログへの同梱にも適しています。

3.制作コストとロット:
香りサンプル制作は一般的に数千~数万枚単位での製作が多く、初期費用が発生します。ただし、コスメルパックの場合は印刷会社が一括対応するため製造工程が効率化され、比較的低コストでの制作が可能です。

このように、香りマーケティング導入時はターゲットに合わせた香り選定とともに、サンプル制作方法やコスト感を把握することが成功への鍵となります。



まとめ|香りマーケティングで差別化を図ろう 

香りマーケティングは、単なるプロモーション手法ではなく、ブランド体験そのものを高める戦略的アプローチです。

特にCosmellPack®(コスメルパック)のような香料サンプルツールを活用することで、従来のムエットや液体サンプルでは実現できなかった

・香りの劣化防止

・安全で清潔な配布

・カタログやDMなど印刷物との一体活用

といった新しい価値を提供できます。

消費者は、香りを通じてブランドの世界観や商品の魅力を直感的に理解します。AIモードやデジタル検索体験が進化する今だからこそ、リアルな体験価値として「香り」を活かしたマーケティング施策は、他社と差別化を図る強力な武器となるでしょう。



よくある質問(FAQ)

Q1. 香りマーケティングとは何ですか?

A.香りマーケティングとは、五感マーケティングの一つで、嗅覚を活用して商品やブランドの印象を強化するマーケティング手法です。香りには記憶定着効果や感情誘導効果があり、顧客に深い印象を残すことができます。

 

Q2. 香料サンプルはどのように香りマーケティングに活用できますか?

A.香料サンプルは、実際に香りを体験してもらうことでブランド価値を直接届けるツールです。CosmellPack®(コスメルパック)を使えば、カタログやDMに貼り付けて配布できるため、展示会や店頭、EC販促など幅広いシーンで活用できます。


Q3. CosmellPack®と従来のムエットサンプルの違いは何ですか?

A.従来のムエットサンプルは香りの劣化や飛散、保管性に課題がありました。CosmellPack®は香料を2層のフィルムに密封するため、香りが長期間保持される上、液漏れの心配もなく、印刷物への貼付も可能という利点があります。


Q4. 香りマーケティングはどの業界におすすめですか?

A.化粧品や香水、洗剤、芳香剤、食品など香りが重要な要素となる業界はもちろん、ブランド体験を差別化したい全業種に有効です。例えば不動産業でモデルルームに香りを演出する事例もあります。


Q5. CosmellPack®の最小ロットやコスト感はどのくらいですか?

A.CosmellPack®は数千枚単位から制作可能で、数量や仕様によってコストは変動します。具体的なお見積もりや制作スケジュールについては、お気軽にお問い合わせください。



最後までお読みいただきありがとうございます。次回もよろしくお願いいたします。




> CosmellPack®(コスメルパック)についてはこちら

この記事の編集・監修

桑田 督大(くわだ まさひろ) / 太成二葉産業株式会社 広報販促室

特殊印刷マーケティング歴10年。印刷×マーケティングでクライアントの商品価値を高める提案を行っています。



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